
MUNE USUKI(浅黄)モデル は、フィールドウォッチの機能美と日本建築の造形美を重ね合わせた一本です。
モデル名の「棟(MUNE)」は、日本建築において屋根の頂点を意味する言葉。棟は屋根の構造をまとめ上げる最も重要な線であり、建築の中心ともいえる存在です。一方、時計において12時は時間の起点であり、文字盤の頂点を示す位置でもあります。
この二つの共通する意味を重ね合わせ、本作では12時位置のインデックスを屋根の棟を思わせる造形としてデザインしました。時間の頂点を示すオリエンテーションマーカーとしての役割を持ちながら、日本建築の象徴的な造形を取り入れたディテールとなっています。
立体的に造形されたアラビア数字のアプライドインデックスには黒塗装を施し、浅黄のダイヤルとのコントラストによって高い視認性を確保しています。落ち着いた黒のトーンがダイヤル全体を引き締め、文字盤に端正な印象を与えています。
ダイヤルカラーには、日本の伝統色「浅黄(うすき)」をベースにした特別仕様を採用。一般的なアイボリーよりもわずかに黄味を帯びた柔らかな色調は、幾度にもわたる試作と色調調整を経て完成しました。クラシックな佇まいの中に、穏やかな温かみを感じさせる色合いです。
外周のミニッツトラックには繊細な分目盛が施され、3時・6時・9時・12時の位置には蓄光塗料を配置。夜間には四方位を示すポイントとして穏やかに発光し、フィールドウォッチとしての視認性を高めています。
時分針には立体的なバトン型ハンドを採用。中央にはわずかに盛り上がる稜線が通されており、そのラインは日本建築の屋根の「棟」を思わせる造形となっています。光の角度によって生まれる陰影が、針そのものに建築的な立体感を与えています。
秒針には焼き入れによるスティールブルーを採用し、浅黄の柔らかな文字盤の上で静かなアクセントとして際立ちます。秒針の夜光カウンターウェイトは浅草・雷門の大屋根を思わせる造形でデザインされており、浅草の風景を象徴的に取り入れたディテールとなっています。
ケースは直径38mm、厚さ9.5mm。ラグからラグまでの長さは46mmに抑えられ、手首に自然に沿う装着感を実現しています。クラシックドレスウォッチの洗練されたプロポーションを保ちながら、100m防水を備え、日常使いからアウトドアまで幅広いシーンに対応します。
ベゼル上面とケース側面にはヘアライン加工、ベゼル側面とケース正面には鏡面ポリッシュを施し、異なる質感の対比によってケース全体に奥行きのある立体感を生み出しています。内部には日本製プレミアム自動巻ムーブメント Miyota 9039 を搭載。
浅草発ブランドとしての美意識と、実用時計としての信頼性を兼ね備えた一本です。
・KT201 時計
・保証カード
・マニュアル説明書
・日本製 ミヨタ Cal.9039 自動巻ムーブメント(調整済み)
・内面無反射コーティング(AR)付きサファイアクリスタル
・316L ステンレススチールケース
・プッシュプルクラウン
・イタリア製 本革カーフレザーストラップ(クイックリリース仕様)
・防水性能:10気圧 / 100メートル
・直径38mm
・厚み9.5mm
・ケース全長46mm(lug-to-lug)
・ストラップ幅20-16mm (ラグ-バックル)
・手首周り 16cm〜21cm に対応